フォレスター値引き額は2017年～2018年で相場はどう変わっていった？

スバルフォレスターの値引き額は2017年～2018年で相場はどう変化したのでしょうか？

今回はスバルフォレスターの値引きについて解説していきます。

フォレスター新型の値引き額は2017年

フォレスター新型が登場してから数ヶ月が経ち、徐々に値引き幅は拡大している傾向にあります。

特に決算期に向かって値引き幅は拡大しやすいのが特徴です。

決算期までまだ期間はありますが、ここでフォレスター新型の2017年の値引き額について見てみましょう。

過去の傾向から、今後の値引に活かせるかもしれませんよ。

現行のフォレスター新型が発売したのは2018年6月、それまでは4代目フォレスター（SJ系）を販売していました。

4代目フォレスターは2012年に発売され発売開始から6年経っています。

さすがにこれだけ年月が経っていると、いくら値引きが渋いと言われるスバルでも決算期に近づくに連れて値引き幅を拡大するのではないかと思いますが、実際のところはどうなのでしょうか？

引用：https://autoc-one.jp/catalog/subaru/forester/grade/#mc7489

まずはフォレスター（4代目）のグレード別車両本体価格を見てみましょう。

・2.0i：214万9,200円
・2.0i-L：258万1,200円
・2.0i-L EyeSight：268万9,200円
・X-BREAK：275万4,000円
・S-Limited：289万4,400円
・2.0XT EyeSight：312万8,760円

ベースグレードが2.0iで、安全装備のEyeSight搭載モデルが2.0i-L EyeSight、レッドオレンジのアクセントカラーを取り入れたのがX-BREAK、18インチホイールなど実用性を高めたのがS-Limited、EyeSight搭載でターボ車モデルが2.0XT EyeSightとなります。

エントリーモデルは214万円と、新型フォレスターよりも80万円近くも安い価格設定なのが驚きですね。

さて、気になるフォレスターの2017年の値引き傾向ですが、以下の表のとおりとなっています。

2017年12月からフルモデルチェンジ前の5月まで、値引き額は横ばい状態ですね。

決算期でも値引き額の拡大は特になく、モデルチェンジするからと言っても値引き拡大もありませんね。

スバルフォレスターはフルモデルチェンジ後の値引きは渋く、年月が経つに連れて徐々に拡大、そしてモデルチェンジで再度渋くなる、このようなサイクルを繰り返します。

やはり、旧型フォレスターの値引き傾向から見ても、新型フォレスターの値引きは徐々に拡大していくのでしょうか？

フォレスター新型の値引き額、2018年は？

引用：https://www.subaru.jp/forester/forester/

では、フォレスター新型の値引き額は、2018年ではいくらぐらいになるのでしょうか？

まず新型フォレスターの車両本体価格をご紹介します。

・Touring：280万8,000円
・Premium：302万4,000円
・X-BREAK：291万6,000円
・Advance：309万9,600円

4代目フォレスターのベースモデル2.0iと同等のクラスのTouringは、＋70万円と大幅な値上げとなりました。

ただし、最上級グレードの価格は大幅な値上げとはならず、据え置きでパワーアップしていますね。

一般的に新車の値引き相場というのは、ディーラーによれば車両本体価格の10％と言われています。

たとえば、Touringなら値引き額の相場は28万円、Advanceなら30万円弱ということになります。

では、実際にその額まで値引きしてくれるのかというとそうもいきません。あくまでも相場であり、実際に相場と同等もしくはそれ以上の額が値引きになることはほぼありません。ただでさえフルモデルチェンジしてからあまり年月が経っていない上に、新型フォレスターは発売前からかなり注目を集めていて、現在の受注件数も良好です。

つまり、ディーラー側は大して値引きしなくても新型フォレスターは売れる状況にあるので、そうなると当然無理に値引きして売る必要はないわけです。

新型フォレスターを購入されたユーザー様の口コミを見ても、30万円以上値引きされたという意見はほぼ見かけません。現時点では20万円いけば良い方で、やはり値引きは渋めと思ったほうが良さそうですね。

新型フォレスターは車両本体価格からの値引きはかなり渋め。そこで狙いたいのがオプション装備の値引きです。

ただし、メーカーオプションは大幅値引きは難しいですから、値引きを狙うならディーラーオプションです。

特に狙いめなのは定番オプションである「フロアマット」「カーゴマット」「ドライブレコーダー」「カーナビ」あたりですね。

フォレスター新型の値引き額の相場はどのように推移されてる？

フォレスター新型の値引き額の相場はどのように推移されているのか見てみましょう。

4代目フォレスターの値引き相場は20万円以上と安定的でしたが、フルモデルチェンジによって一気に厳しくなりました。

過去の傾向から見ても、決算期でも値引き額が大幅に拡大するのは期待できなさそうですね。

このような場合は、下取り車を中古車買取業者に高く売って支払総額を下げるのが良いでしょう。

一般的に新車値引きの拡大を希望するなら決算期を狙うのが良いと言われています。自動車メーカーの決算期は3月ですが、この時期はとにかく新車を売りたい状況にあるので多少値引き額を拡大してでも売ろうとしてきます。

しかし、過去のスバルフォレスターの値引き傾向からわかるように、決算期でも値引きの拡大はかなり厳しいです。

発売したから日が浅いので、決算期での値引き拡大は絶望的ですが、ここで注意したいのがディーラーの下取り査定です。

おそらく、フォレスター新型を購入される方は今乗っている車をそのままディーラーへ下取りするかと思いますが、ディーラーの常套手段として、あらかじめ下取り車を相場よりも安く査定して、浮いた差額でいかにも値引きを拡大させたかのように見せようとしてきます。

例えば・・・

・ケース1
下取り車の査定額：100万円　値引き額40万円

・ケース2
下取り車の査定額：120万円　値引き額20万円

ケース1ではスバルフォレスターを40万円を値引いているのに対し、ケース2はその半分の20万円。一見するとケース1のほうが得したかのように思えますが、フォレスターの支払総額は同じであることがわかりますね。

このように、ディーラーは、下取り車を安く査定して浮いた分を値引き額に回して、あたかも値引きを頑張ったかのように見せようとします。

とは言え、ディーラーから提示される下取り車の査定額が高いのか？低いのか？は判断できませんよね。なぜなら相場がわからないから。

そこで、ディーラーに騙されないためにも、下取りに出す車の中古車買取相場をあらかじめ調べておくことをおすすめします。

前もって相場を知っておけば、下取り査定額が高いのか低いのか判断できるようになりますよね。

中古車買取相場を知るには、中古車一括査定を利用すれば簡単です。ネットから複数業者に一度に査定を依頼できるので手間はかかりません。

そして、その後にディーラーに下取依頼してみて査定額が中古車買取相場よりも格段に低ければ、中古車買取業者に高く売ればいいだけの話です。

たったこれだけで、スバルフォレスターの支払総額を大幅に引き下げることができるというわけです。