フォレスターの下取り価格は売るときの相場は？損をしない査定

フォレスターの下取り価格の相場はいくらぐらいなのでしょうか？

どうせなら下取り価格が高いグレードを購入したい、と考える方は少なくないのではないでしょうか？

今回はフォレスターの下取り価格について解説していきます。

フォレスターの下取り価格の相場は？

新型フォレスターの下取り価格の相場はどれぐらいになるのでしょうか？

ここではフォレスターの下取り価格の相場についてご紹介します。

まずはこちらを御覧ください

リセールバリューとは、新車で購入した車を売却するときにどのぐらいの価値が残っているかを指標化したものです。リセールは再び売る、バリューは価値という意味で残価率で示しています。

さて、新型フォレスターは中古車としての流通量がまだまだ少ないので、リセールバリューはあくまでも予想となってしまいます。日産やトヨタの下取りシュミレーションツールを使用してみても、リセールバリューは出ません。

そこで、先代モデル（4代目フォレスター）の3年落ちの相場から新型フォレスターのリセールバリューの下取り価格の相場を予想してみました。

特徴としては、フォレスターはグレードごとに下取り価格の差は大きく開かないということです。

アドバンスは、新型フォレスターになってから追加されたグレードなので、正直なんとも言えませんが、他グレードが3年落ちで70％台であることから同等になると考えてよいのではないでしょうか。

下取り価格から見る新型フォレスターおすすめグレードは？

新型フォレスターは2.0アドバンスのグレードが売れています。

今回のフルモデルチェンジで新たに追加されたe-BOXER搭載モデルです。アドバンスにだけ搭載されるドライバーモニタリングシステムはかなり評価が高く受注数はかなりのものです。

では、下取り価格から見る新型フォレスターのおすすめグレードですが、現時点では2.5エックスブレイクです。

引用：https://www.subaru.jp/forester/forester/

新型フォレスターはグレード感で下取り価格に大きな差がないので、基本的にどのグレードを選んだとしても損することはないでしょう。

ただ、エックスブレイクはアクティブ感が強く街中だけでなくアウトドアやレジャーなどアクティブが似合うSUVです。そうしたファンからの支持は強く、長期に渡って下取り価格は安定するのではないかと思います。

ボディカラーは下取り価格に影響する？

下取りや買取りでは車のカラーも実は影響することがあります。

定番カラーや人気カラーになると、他のカラーよりも査定額にプラスになることも珍しくありません。

フォレスターでは、クリスタルホワイトパールとクリスタルブラックシリカが人気です。

これは他の車種でも同じことが言えるのですが、基本的に白系と黒系は中古車市場では定番カラーで人気が高いです。そのため、査定額も高く付きやすい傾向にあります。

フォレスターは長く乗らないと考えているのであれば、上記2色のどちらかを選ぶのが良いでしょう。

オプションも下取り価格に関係あるの？

下取りや買取りでは装備しているオプションも関係してきます。

査定額が高くなりやすいオプションは「パワーリヤゲート」「サンルーフ」「本革シート」「ルーフレール」などです。

パワーリヤゲートは、リヤゲートを電動で開閉するもので使い勝手が良いです。中古車市場でも人気の高い装備で、下取りの際はプラス査定になるでしょう。

サンルーフと本革シートは昔からの定番装備で、プラス査定額は小さくありません。短期売約ならサンルーフはオプション代金の元をとるのも難しくないでしょう。

販売店での査定が損をする理由

新車を購入する際、ほとんどの人は今乗っている車を手放しますよね。

その方法としては「販売店に下取りに出す」か「中古車買取業者に買い取ってもらう」のどちらかだと思いますが、おそらく多くの人は手間を省くために販売店にそのまま下取りとして出しているのではないでしょうか？

確かに、販売店に下取りとして出すほうが手間が省けますので、忙しい現代人にとってはありがたいことかもしれません。しかし、販売店に下取りに出してしまうと大損してしまう可能性が高いのをご存知でしょうか？

ディーラーの下取りが中古車買取業者よりも安くなる理由の一つは、販売ルートが関係しています。中古車買取業者は売るのが得意な車、海外輸出のルートなどの販売ノウハウを持っています。

これに対し、販売店（ディーラー）は自社の車を売る事がメインの仕事です。下取りした車を売却ルートを持ち合わせたいないことがほとんどです。

なので、下取り車を高く買い取ってしまうと、その後、下取りした車を高く売ることができず新車販売で利益が出てもマイナスになってしまう可能性もあるのです。

2つ目の理由は査定ポイントの違いです。

車の査定基準は年式や走行距離ですが、販売店では純正品以外のオプションはプラス査定にするのが難しいです。これに対し、中古車買取業者は販売ルートが確立されているのできちんとオプションをプラス査定した上で見積もりしてくれます。

また中古車買取業者では、オークション出品している業者が多く、そこの相場で買取額が大きく変動します。このように査定ポイントが違うため、販売店の下取りは安くなるとされています。

販売店が良く使う手法として、「新車の値引きは○円で限界ですが、下取り額をプラス査定します」と言って、下取り査定額を上乗せしたように思わせるものです。しかし、これは販売店が頑張ったわけではなく、はじめに下取り額を低く見積もっているだけであり、本来の相場額ギリギリまで引き上げただけに過ぎません。

以上の理由から、販売店で下取りすると損する可能性が高いです。もちろん、全てにおいて当てはまるわけではないですが、何の下調べもしないで販売店にそのまま下取りに出してしまうのは非常にもったいないです。

まずは、自分の愛車の買取相場を知り、下取り査定額を見比べてからどちらに売るか決めるのが賢いやり方かと思いますよ。

下取りの際に一括査定を進めるメリット・デメリット

車を売るなら少しでも高く売りたいもの。

しかし、何社もお店をまわって査定してもらうのは手間も時間がかかり面倒ですよね。

そこでおすすめしたいのが、複数社同時に査定依頼ができる「一括査定」です。

まずは、一括査定の申し込みと流れを解説します。

車の一括査定を受けるには、一括査定のホームページにアクセスして申し込みます

下記のような必要項目を入力します。

・車輌情報（メーカー名、車種名、走行距離など）
・個人情報（氏名、住所、メールアドレス、電話番号など）

申込み完了すると、業者から電話連絡が来ます。買取業者の見積りを確認して、査定依頼する業者を決めます。その後、実際に車を見てもらい買取金額を確定します。

査定の方法は査定士が自宅まで来てもらうのと、自分が買取店まで車を持っていき査定してもらう2つの方法があります。

一括査定にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

【メリット】

一括査定は、一度の情報入力で複数の見積もり情報を手に入れることができます。その中から最終的に一番高く買い取ってくれる業者を選べばよいだけですので、カンタンに比較できます。

時間と手間を節約することができるのは利用者にとって大きなメリットになりますね。

【デメリット】

逆にデメリットは、複数の業者から電話がかかってくることです。実際に利用した方の口コミでは「電話が鬱陶しい」「しつこい」といった意見も多く、予想していた以上にかかってくる電話に嫌になってしまう方も少なくないです。

以上、フォレスターの下取り価格についてでした。

フォレスターはグレードごとに下取り価格の差が大きくないので、どのグレードを買っても数年後は比較的高めの買い取り値が付く可能性がありますね。

販売店に下取りに出すのは手間がかからないので良いように思えますが、実は損してしまう可能性が高いということは覚えておいてください。

下取りに出す前にまずは中古車買取業者に査定してもらい、相場を知った上で買取りに出すか下取りに出すか決めるといいですよ。