フォレスターで車中泊が2人で出来る仕様?ブログ、口コミから検証！

新型フォレスターは車中泊できる仕様なのでしょうか？

最近ブームとなっている車中泊。お気に入りのクルマで旅しながら、夜はクルマで寝泊まりするなんて楽しそうですよね。

今回は、新型フォレスター車中泊について解説していきます。

フォレスターで車中泊する仕様になってる？

引用：https://www.subaru.jp/forester/forester/

車中泊するには後部座席と荷室を使用することになります。

後部座席シートを前倒しにして荷室と繋げてラゲッジスペースとして使用するわけですが、こで重要となるのがラゲッジスペースの広さです。

荷室の長さ、横幅、高さが十分でないと車内で寝泊まりするのは難しいです。

さて、新型フォレスターは車中泊できる仕様なのか？リヤシートを倒した状態を見てみましょう。

新型フォスターのリヤシートを倒した状態がこちら。

いかがでしょうか。なんだか車中泊できそうなスペースですよね。

よりイメージしやすいように大きめの荷物を積んだ状態もご紹介します。

新型フォレスターなら、自転車のような大きい荷物も余裕で積むことができます。これなら問題なく車中泊できそうですね。

では、実際に荷室はどれぐらいのサイズなのか見てみましょう。

新型フォレスターの荷室サイズは以下のとおり。

引用：https://www.subaru.jp/forester/forester/utility/utility.html
引用：https://www.subaru.jp/forester/forester/utility/utility.html

引用：https://www.subaru.jp/forester/forester/utility/utility.html

荷室長：1,547mm
荷室幅：1,100～1,585mm
荷室高：884mm

荷室高はおそらく問題ないでしょう。

問題なのは荷室長と荷室幅でしょうか。荷室長は1,585mmなので、大人の男性だと伸び伸びと眠るのは難しいですね。小柄な女性であれば大丈夫そうですが・・・。

次に荷室幅ですが、最大で1,585mm、最小で1,100mmとなっています。1,585mm

ワイドダブルサイズの布団が横幅1,500mmですから、この広さを使えるなら窮屈にならずに大人2人でも寝れそうですね。

しかし、残念なことに最小幅は1,100mm。これはホイールハウスが影響しています。しかも車内の真ん中に位置するところにあるので、実質は横幅1,100mmで車中泊することになるということですね。

1,100mmだとセミダブルサイズの布団よりも幅が狭いですね。

まず、問題となっている荷室長ですが、実は最大で1,856mmにまで拡大することができます。

下記画像をご覧ください。

引用：https://www.subaru.jp/forester/forester/utility/utility.html

フロントシートとリヤシートの間に隙間があるのがわかりますね。そうです、これはリヤシートの足元のスペースです。

この隙間を埋めることができれば荷室長は1,856mmにまで拡大が可能ということです。残念なことに、フォレスター専用の隙間を埋めるパーツはまだ市場に出回っていません。

他の車種では、足元のスペースを埋めるための専用パーツがあったりしますが、現時点（2018年11月）では新型フォレスター専用のものはないようです。

なので、適当なクッションを入れるなどして隙間を埋めるしかありません。ただし、やわらかすぎると沈み込んでしまうのでできれば硬めのものを入れるのが良いでしょう。

新型フォレスターで車中泊するうえでもう一つ問題となることがあります。それは段差です。

リヤシートを前倒しにするとフラットな状態になり、そのまま寝ることができそうにも見えますが、実は段差ができてしまっています。

もちろん布団やマットを敷くなどすればよいのですが、ある程度厚みがあるマットじゃないと段差が気になって快適に寝ることはできないでしょう。

実は、車中泊専用のマットが市場には出回っています。専用というぐらいですから、厚みがあって程よく固さもあるので段差を気にせず眠ることが可能です。

値段はちょっと高めですが、あまりにも安いものだと段差を解消できない恐れがあるので、マットに関してはお金をケチらないほうが良いですよ。

車中泊で2人はラクラク？家族でなら3人4人までいける？

新型フォレスターで車中泊するうえで気になるのが何人までならOKなのか？ですね。

新型フォレスターのラゲッジスペースは車中泊を行うには十分なスペースが確保できることがわかりましたね。

しかし、いくら広いとは言えクルマですから車中泊できる人数には限界があります。

フォレスターをファミリカーとして購入される方も多いですが、家族で車中泊するとなると少々手狭になりそうですよね。ミニバンならまだしも、さすがにSUVでは多人数で車中泊は結構無理がある気がします。

再度、新型フォレスターのラゲッジスペースのサイズを確認してみましょう。

荷室長：1,547mm～1,856mm
荷室幅：1,100～1,585mm
荷室高：884mm

荷室長、荷室幅、荷室高から考えると車中泊するには十分なサイズではありますが、それは人数によります。

特に荷室幅は最大で1,585mmとなっていますが、ホイールハウスの関係上、実質的には1,100mmだと考えたほうが良さそうです。

先述しましたが、これはセミダブルサイズの布団よりも狭いですから、新型フォレスターで車中泊するには大人2名が限界ではないでしょうか。

家族の場合だと、小さなお子さんが1人までならギリギリ行けるラインでしょう。4人以上となるとさすがに難しいですね。

車中泊の荷室の改造でベッドはいれられるかブログなど口コミ紹介

新型フォレスターの荷室は改造することでベッドを入れることは可能なのでしょうか？

実際にフォレスターの荷室を改造してベッドを入れている方がいるのか調べてみました。

まずはこちらのかた。

引用：http://blog.livedoor.jp/ekon_bangai/archives/46492483.html

フォレスターはダブルウィッシュボーンを履くなど、ドライビングは最高のSUVですが、それゆえにホイールハウスが突き出てしまいお世辞にも荷室は快適とは言えません。

この方は、自作のかさ上げ台で高さを出してその上にマットを敷いています。1人で寝るには十分なスペースを確保できていますね。

2人で車中泊する場合は、ホイールハウスの上に台を設置すれば寝床を作れますね。

続いてはこちらの方。　

引用：https://minkara.carview.co.jp/userid/1770408/car/1313549/2368465/2/note.aspx#title

荷室サイズにあわせて角材を切断して、３本作成。土台を左・中・右に配置し後方板と残った角材で、板がカーゴルームドア内側に当たらないように工夫されています。さらに角材をカーゴルームトレイの縁に引っ掛けており、板が当たらない位置で固定させるという工夫も。

かなり本格的な改造ですよね。ここまでやるのにかなり時間と手間を要しそうです・・・。

最後はこちらの方。

引用：http://donn-tacos.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-2e74.html

やはりこの方もフロントシートとリヤシートを畳んだときの間のスペースを埋めるために、ベッドを自作して入れています。

しかも、このようにしっかりと設計図まで用意していてかなり本格的です。

引用：http://donn-tacos.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-2e74.html

隙間にはイレクターパイプで作ったスタンドをかましているようですね。

更に、段差解消と断熱性もかねて発泡建材とスタイロフォームを使用し、その上に合板を貼り圧力がかかっても凹まないようにしています。

以上、フォレスターの荷室改造ブログの紹介でした。

確かに、荷室を改造すれば段差や隙間を解消して快適な寝床を作れそうですね。ただ、普段からこういうDIYをして慣れているならば、改造も苦ではないかもしれませんが初心者が改造するとなるとハードルは高いですね。

新型フォレスターは、車中泊専用マットと隙間を埋めるクッションを用意できれば、寝床を作ることは可能です。難し改造をしなくても、車中泊はできますよ。